RED POISON COFFEE ROASTERS では現在、ロースト度(焙煎度)を大まかに3段階に分けています。以前は8段階に分けていた時もありましたが豆によっては差が微妙なこともあり、よりシンプルに整理しました。

ローストの過程でポップコーンが弾けるのと同じように、コーヒー豆も2度弾けるタイミングがあります。それをクラック(ハゼ)と呼んでいます。ファーストクラックは浅煎り、セカンドクラックは深煎りの目安となります。

1. LIGHT ROAST 浅煎り
果実感溢れる酸味と甘みが特徴。ファーストクラック前半から中盤にかけてのタイミングで煎り止め。

2. MIDDLE ROAST 中煎り
酸味・苦味が中間的なバランス。ファーストクラックとセカンドクラックの中間のタイミングで煎り止め。

3. DARK ROAST やや深煎り
控え目な苦味で果実感や甘さが残る。セカンドクラック手前から前半までのタイミングで煎り止め。

※LIGHT ROAST・MIDDLE ROAST・DARK ROASTという言葉と味は当店独自の価値基準となります。


浅煎りと深煎りの違い

酸味・苦味
浅煎りと深煎りは焙煎機から出すときの温度に違いがあり一般的には20℃~30℃違います。浅煎りは酸味成分が多く残っています。深煎りにするに伴って苦味が増えてきます。

粉の膨らみ方の違い
ローストが深い程、湯をかけた時に粉が膨らみやすく、浅い程、膨らみは少なくなります。これはローストの進行によってより多くの炭酸ガスが生成されるためです。浅煎りは焙煎直後でも粉の膨らみは比較的少ないため、鮮度が落ちて膨らまなくなったのでは?と思われる方もいるかも知れませんが必ずしもそうではありません。

豆の硬さの違い
コーヒー豆は焙煎の過程で豆が膨らんでいきます。ローストが浅いほど豆の膨らみは少なく硬く、ローストが深いほど豆の膨らみは大きくサクサクjしてきます。浅煎りは豆が硬いので小型のハンドミルで粉に挽くのに苦労することがあります。電動ミルで挽くのがおススメです。